(っ'ヮ'c)ウッヒョオォウワアアァァアァア

わかんないけど思ったことを書きます

ティッシュポップコーン世界大会本気で勝ちに行く ~6日目~作成テクニック(1)

こんにちは!
ティッシュポップコーン世界大会も1/3が終わりましたね、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近近所に迷い猫の張り紙がしてあり、とても悲しい気持ちになっています。
早く見つかることを祈りつつ、僕も猫を見かけたら確認しています。


さて、今日はいよいよティッシュポップコーンの作製技術に関する分析です!
ティッシュポップコーンの作成技術に関して、雑多に考察していきたいと思います!
僕もこのようなブログを書いてはいますが、まだ何もなし得ていない挑戦者の身です。
間違った考察など書いてしまうことがあるかと思いますが、大目に見て頂けますと幸いです。

初手

初手、どこからティッシュを丸めていくか──────
これは本当に重要です。
いろんなパターンがあるかと思います
ひとつの頂点から丸める、4隅から丸める、辺から丸める、両端から丸める…
それぞれに作りやすい形、得意な形があるように感じます。
ひとつの頂点から丸めるパターンはタコ型、ツボ型が得意な印象です。
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多くの人が使う手法だと思うので、色々な人のティッシュポップコーンを観察してみるとアイデアの広がりがあるんじゃないかと思います。


両端から丸めるパターンは割れの表現、キャンディ型の表現が得意な傾向があります。写真は割れ型です、意外とよく出来た気もします。
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四隅から縮めるパターンは端の表現がしやすいかと思います。ティッシュポップコーンにおいて端点の丸みは表現の醍醐味。写真も端点にご注目ください。
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端点の丸みをいかにアピールできるかは出来の良し悪しを超えてティッポの喜びに関わる問題ですので、この表現も効果的かと思われます。

このように、初手に関してはとても重要な点かと思います。この部分の試行錯誤で表現の幅が大きく変わるはずですので、皆さんも是非色々試してみてくださいね!

丸め

初手を決めたら、次は丸めるフェーズです。
丸め方は、反対側からどの程度丸めるかというのが大事なポイントになるかと思われます。ここで、「最初に丸めはじめた端点から紙を丸めた割合」を丸め率という言葉を使って定義したいと思います。
一端点のみから紙を丸めて行った場合の、丸め率の違いと仕上がりの違いを見てみましょう。
丸め率10割(完全に一点から丸める)
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丸め率8割(2割反対側から丸める)
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丸め率5割(5割反対側から丸める)
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いかがでしょうか。丸め率10割だと完全に球体に仕上がりますね。表面はキレイに仕上がりますが、本物のポップコーンは意外とキレイな球型が少ないのが悩みどころでしょうか。
丸め率8割でも、意外と大きな球体が2つ出来上がります。
丸め率5割までくると、端点が1つで収まらず複数点出来ます。
リアルなポップコーンには近づきますが、丸くまとめるのが少し難しくなる印象です。

自分の表現したいポップコーンを見据えて、適切な丸め方を選んでいくのが重要かと思われます。

圧縮

丸い形をつくったあとには、圧縮が必要になるかと思います。
圧縮の潰し具合も比較してみましょう。
潰し弱め
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潰し普通
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潰し強め
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いかがでしょうか。当たり前かもしれませんが潰し弱めはふわふわした、美しい表面の曲線が表現できます。ただ、すぐに開いてきてしまうため一瞬を逃さず作品を撮影しなければいけません。

潰し普通は、長い時間をかけてじっくりティッシュの形状変化を見るのに向いています。
表面が傷つかない状態でティッシュの表情の変化を観察することができるので、ティッシュと腰を据えて対話し作品を作りたい方にはオススメです。

潰し強めは、手のひらの上ですり潰すようにして思いっきりティッシュを潰します。
この手法の強みはポップコーン本来の破裂を擬似的に再現することで、ティッシュに弾けたような印象を与える手法です。
表現としてはとても深みが増しますが、表面が傷つきやすいという致命的な欠点も抱えています。
耐久性の高い種類のティッシュを選ぶか、表面も傷まで含んで作品にする覚悟が必要と思われます。

どの手法も一長一短といったところですね。多分に漏れず、ティッシュポップコーンの手法もトレードオフの関係性が見られます。
トレードオフ - Wikipedia
こうしたトレードオフを見極め、自分の目指す作品に寄せていくという気持ちが必要であると考えられます。

分離したティッシュ利用

ティッシュの多くは2枚1組になっています。
オモコロのYoutube動画で原宿さんも言っていましたが、2枚のティッシュを分離して1枚ずつ使うこともルール上可能です。
分離したティッシュを使うパターンについても、少し考察してみましょう。

パターン1:一枚を核として使う
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一枚をポップコーンの核として使い、もう一枚で端など、その他の点を作成するようなパターンです。端点を操作しやすいのでタコ型なでが作りやすいでしょうか。
ただ端点を作る際にティッシュ1枚だととても破れやすいのが弱点です。細かい作業が必要になるかと思われます。

パターン2:完全分離型
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2枚のティッシュを完全に分離してそれぞれ形を作り、写真上でのみくっついているように見せる手法です。1TPが1枚の写真に写っていることが条件ですので、このような写真は問題ないと思われます(たぶん…)。
意外とくっついているように見せるのが難しいので、それなりに難易度は高いかもしれません。
写真では手をつかってしまっていますが、本来的には手を使わずにくっついてるように見える角度を探す、というようなやり方がメインになるかと思います。

パターン3:複数ポップコーン作成
ティッシュポップコーン世界大会において、現在のところ1枚の写真内に入れてよいのは1TPのみとなっています。解釈にはよりますが、「1枚のティッシュで作成されたもの」を1TPと定義するなら、1枚のティッシュをちぎり、小さなテイッシュポップコーンを沢山作成することは合法なはず…。リスクはあるかもしれませんが、面白い手だと思います。
ということで、小さなポップコーンを沢山作成するパターンも行って見たいと思います。
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結構大変ですが、まあまあそれっぽさはあるかもしれません。
また日を改めて丁寧に扱いたいと思いますが、この1TPという単位に関する解釈は多様ですので、この方法だと失格になる可能性もないとは言い切れません。十分にご注意ください。

パワー型タコ

色々な方がTwitter上に上げているティッシュポップコーンの画像を見ているのですが、そこで特に目を引くのがパワー型タコティッシュポップコーンです。
タコ型のスタンダードポップコーンを狙いの形としているティッシュポップコーンのうち、タコの足部分を強い力で圧縮して表現しているものを僕がパワー型タコと呼んでいます。
この形は再現度が高いものが多く、しっかりとした形状再現は多くのティッシュポップコーンの中でもとても目を引きます。
一言でいうと、完成度が高いのです。
このタイプのポップコーンには少し憧れがあります。
チャレンジしてみようと思います…!
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なかなか一筋縄ではいきませんでした…。
ティッシュを分離させてかぶせる戦法をとりましたが、くびれの表現が難しかったです。また明日、再度作り方を考察し、チャレンジしてみようと思います。

今日の作品

今日の作品は先程作成したタコ型のものにしようと思います。
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色々な形のバリエーションが作れるのもこの大会の楽しみの一つ。
様々なバリエーションに今後も挑戦していこうと思います。


今日はティッシュポップコーン作成の基礎技術について取り上げました。
明日はティッシュポップコーン作製技術の実践編として、Twitter上にあるティッシュポップコーンを分類して、実際にそれらのパターンを作成してみたいと思います!