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わかんないけど思ったことを書きます

ティッシュポップコーン世界大会本気で勝ちに行く ~3日目~ポップコーンの分析(2)

こんにちは。
世界大会が始まって最初の土曜日ですね。
今日時間をかけてティッシュポップコーンを初投稿…なんて方も多いのではないでしょうか。
それではさっそく、今回は甘い系のポップコーン分析から始めて行きたいと思います!

甘い系ポップコーン紹介

1.G.H.クレターズ シカゴクラシック
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628円した圧倒的高額ポップコーン。歯ブラシ界で言うところのミソカ(1本1000円)でしょうか。
ナノテク歯ブラシMISOKAのオフィシャルサイト
このポップコーン、高いは高いのですが内容量が213g。
通常のポップコーンが1袋90g程度なのを考えるとそこまで高くもないのかもしれません。

袋を開けてから気づいたのですが、塩味のポップコーンとキャラメル味のポップコーンが混ざっているタイプでした。
そして文句なしにうまい。手が止まらなくなるポップコーンの王道をいっている味わいです。
ちなみに塩味ポップコーンはほとんどがクレーター型※でした。

※第二回ポップコーン分類参照
ティッシュポップコーン世界大会本気で勝ちに行く ~2日目~ポップコーンの分析(1) - (っ'ヮ'c)ウッヒョオォウワアアァァアァア



2.G.H.クレターズ キャラメルコーン
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同じく628円。こちらはキャラメルのみです。
ポップコーンを噛んだ際に口に残る砂糖のザクザク食感がたまりませんね。
甘さはアメリカ由来というのもあり、かなり濃い目。


3.アッシュキャラメルポップコーン
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こちらはアメリカ製なんでしょうか?値段は手頃で量も割と多いです。
味付けは薄めですが、まあ食べていて満足感のある味わい。
バタフライ型とマッシュルーム型という形が定義されていました。コチラで言う不定型とクレーター型ですね。


4.アッシュキャラメル&チーズポップコーン
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アッシュキャラメルポップコーンのチーズ混ぜ版。
チーズ特有の臭みはありますが、キャラメルと一緒なら美味しく食べられます。
チーズ味は初登場ですが、パウダー味付けの一種ですね。


5.カルディオリジナルブランド キャラメルポップコーン
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円筒形の入れ物に入ったキャラメルポップコーンです。
キャラメル味なのに、どこか日本風の落ち着きがある味わい。甘さ加減が絶妙です。
カルディは商品配置が難しく、ポップコーンを探すのに苦労しました…。


6.ロンバードプレミアムポップコーン キャラメル
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”ロンバードは確実にあなたを幸せにします。家族や友達と一緒に楽しんでください。”と書いてあるポップコーン。
サンフランシスコクオリティと書いてありますがいかほどの実力なのか。398円なので割と高めですね。
全体的にキャラメルがしっかりとかかっている好印象。キャラメル自体はかなりあっさりめですが、かかっている量が多いので甘さも満足です。
チャックがついていて、保存しやすい親切設計。


7.ロンバードプレミアムキャラメルポップコーン キャラメル&プレッツェル
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ロンバードの亜種ですね。プレッツェルは日本ではあまり馴染みがない気がしますが、結構しっかり甘い。
甘い×甘いで結構すごいです。甘党にはたまらないかも。


8.キャラメルポップコーン
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私鉄系スーパーのオリジナルブランド。日本製キャラメルポップコーンです。
甘さは控えめで、ポップコーンによってキャラメルのかかり具合にばらつきがあります。
内容量は少なめで値段も手頃なので、比較的手を出しやすい一品かと思います。


9.Hula's キャラメルポップコーン チョコレート味
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キャラメルポップコーンチョコレート味とはこれ如何に。
Hulaというメーカーはポテトチップスが有名ですが、頑張って探したらポップコーンもありました。
味はだいぶビターな感じ。チョコレートっぽいと言えばチョコレートっぽいのですが、日本人には馴染みのない味かも…?
ちなみにチャックがついているので保存しやすいです。これは嬉しい。


10.マイクポップコーン芋みつおさつ味
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今回購入したマイクポップコーンで唯一の甘い味つけです。
ほんのりした甘さが特徴で、どれだけ食べても嫌にならない一品となっています。



前回の塩ポップコーンは日本のものばかりでしたが、キャラメル系に関しては輸入品もあり、バラエティ豊かな仕上がりとなっています。
またポップコーンはもともと甘い味のほうが歴史的には古い※そうですので、こちらの方がアメリカでは正統派なのかもしれません。
ポップコーン - Wikipedia

日本は島国、ガラパゴス化しやすい風土です。ポップコーンにおいても日本は特殊な進化を遂げているのかもしれませんね。

例にもれずキャラメルVerのポップコーンおみくじも作ったのでご参照ください。


分析

ティッシュポップコーンでキャラメルポップコーンを再現するのは、基本的には悪手であると考えられます。
ティッシュがポップコーンと類似しているまず第一の要素は色であり、その色という長所がキャラメルポップコーン他甘い系の再現では活かせないからです。
しかしポップコーン全体の半分程度を占めているキャラメルポップコーンを見過ごすことができないのも事実です。
というわけで、キャラメルポップコーンから何か学べることがないか、その点に注目しながら観察していきたいと思います。

形状の特徴

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甘い系のポップコーンを適当に並べてみました。
形にクレーター型が多いのが特徴です。
これは参考文献で知ったのですが、ポップコーンの種には2種類があるそうです。
www.fritolay.co.jp

さすがジャパンフリトレー様、丁寧な解説です。
文献中には以下のような文があります。

おなじみマイクポップコーンに使われているトウモロコシは、バタフライ型の爆裂種。一方、ここ数年、大人気となっているキャラメルなどをコーティングしたグルメポップコーンで使われているのが、マッシュルーム型なのです。

そう、前回定義したクレーター型は、上記でマッシュルーム型と呼ばれているようなのです。
というわけで味付けによって形状の傾向が違うというのは大きなポイントかと思われます。

表面のシワ

キャラメルが表面にかかっているため、ポップコーン表面のシワにキャラメルが入り込み、表面のシワがよりよく可視化されています。
ですので、実際にティッシュポップコーンを作成する際に一つ参考として置いてあると、行き詰まった際の参考としてよく機能するのではないかと思います。

今日の作品

今日の作品制作のコーナーに移りたいと思います。
昨日から色々ティッシュを弄っていて、一つ感じたことがあります。
それは壺型以外のポップコーンを表現するのはかなり難しいということ。
壺型以外の、一つの爆ぜ核以外に複雑な形状を持つポップコーンはまずその形状を表現する時点でティッシュの体力を奪ってしまうということが多くありました。
ティッシュというのはもともと一枚の紙ですが、その紙を立体に加工していく際に何度も折り目をつける必要があります。
折り目をつけるという作業中に、どうしてもティッシュにダメージが蓄積されてしまい、表面が傷ついてきてしまうのです。

折り目をつけるのも、ティッシュというのはなかなか折り目がつきません。
複雑な構造を目指せば目指すほどその時点でティッシュは疲弊していき、さらにはそもそもの形状もなかなか実現しない…という負のサイクルに入ってしまうのです。
水などを加えることができればその問題を回避できるのですが…水加工は最終手段としてもう少しとっておきたいと思います。まだまだ勝負は長いですからね。

というわけで、今回はこちらのツボ形状ポップコーンを参考にしつつ、ティッシュポップコーンを作成していきたいと思います。
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今回は少しティッシュを変え、エリエール贅沢保湿を用いてみました。
高めの保湿ティッシュで加工してみたところ…いやこれ、全然感覚が違う。加工の容易さがダンチです。
ティッシュポップコーンでの造形に悩んでいる皆さん、まず良いティッシュを買ってみてください。世界が変わります…!

そんなこんなで、完成したのがコチラ。
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正直、今の所は愚直な頑張りしかできておらず、もっと考えながら手を動かさないとな…と思っています。
なんというか、本物のポップコーンを見れば見るほどティッシュとポップコーンの差が際立ってきてつらいです。
こういうのって人間よくあると思います、上の人を知れば知るほど絶望する…的な。
でも諦めません。コツコツ頭と手を動かしてどこかで芽が出るまで辛抱強くやっていきたいと思います。

さて、先程も少し話題に上げましたが、この競技ではティッシュ選びもとても大切です。
明日からはティッシュ分析編に入っていきたいと思います。
あと、まだ分析しきれていないポップコーンがいくつか(炒る系とその他数種)ありますが、そのへんは適宜時間ができた際に観察していきたいと思っています!

それではまた明日!