ティッシュポップコーン世界大会本気で勝ちに行く ~1日目~ルール確認&分析用ポップコーンの購入
こんにちは。
突然ですがこんな大会が開かれているのをご存知ですか?
ティッシュでポップコーンを作って写真を投稿するだけ。
優勝賞金はなんと100万円!
出るしかない!!!
…多くの人は「またオモコロ変なことやってるよ。UUUMも関わってるのか。まあネタにもなるし、タグ付けして写真上げてみよっかな〜」くらいのテンションなのかなと思います。
…僕は今回、このティッシュポップコーン世界大会を本気で勝ちに行きたいと思います。
そして、その勝利の方程式をこのブログに記載していくことで今後のティッシュポップコーン世界大会、ひいてはティッシュポップコーン界隈全体のレベルを上げていくことができればと考えています。
2週間強という短い期間ではありますが、何卒よろしくお願い致します…!
最初にすべきこと
まず最初はルールの確認でしょう。ホームページに大会規定の記載があります。以下、公式HPより引用します。
ティッシュペーパー1枚を丸めてポップコーンに似せた球体「ティッシュポップコーン」を作り、その完成度の高さを競います。
ここで大事なのは"1枚"で作成しなければならないということでしょう。また深入りはしませんが"完成度"という単語も後々考察が必要になる可能性があります。
出来上がった作品はTwitterでハッシュタグ「#ティッシュポップコーン」と「@BHB_official」をつけて画像投稿することで大会への参加が完了します。
これは問題ないかと思います。
投稿は1日1回までとなります。また複数アカウントで投稿した場合は失格とさせて頂きます。
ここも重要です。1日1回、つまり8/29~9/12まで、最大15回投稿が行えるということです。試行回数を最大にするという意味で、毎日投稿が必須になるでしょう。
1つの投稿に対しティッシュポップコーンの写真は1枚とします。画像複数投稿は審査の対象外とさせて頂きます。
ツイートに添付する画像は1枚のみ、ということですね。既に投稿されている画像を見ると意外と複数枚で投稿されているものも多いので要注意ですね。
1枚の写真内に入れられるティッシュポップコーンの上限は「1TP(ティッシュポップコーンを表す単位。「ティッシュポップコーン」の略)」とします。
ここはとても重要なポイントかと思います。この項目で単位系について、新たな定義がなされています。今は深入りしませんが、この単位系の定義と意味については後々深く考察する必要があるかと思います。
とりあえず今は写真中には1つのティッシュポップコーンしか入れてはいけない、程度で理解しておきましょう。
作ったティッシュポップコーンは投稿後、広げてきちんとティッシュとして使ってください。
ここも重要な意味を持つ点です。審査側は写真に掲載されているティッシュポップコーンが投稿後実際に広げられ、使用されたかどうか確認する術を持ちませんが、このように明記されているということは何らか使用方法ということに意味があると考えられます。
この考察も今後、確実に必要になるかと思いますので頭に入れておいてください。
使用済みティッシュを使うことは禁止します。
これは解釈が難しい一文です。もちろん鼻をかむ等は明らかに『使用』ですが、水を染み込ませる、というのは『使用』にあたるでしょうか?
水を染み込ませるのが『使用』にあたるとしたら、作成中に手汗が染み込むのは?
このボーダーラインの見極めも大事になってくるかと思います。
FAQついても軽くさらっておきましょう。
ティッシュはだいたい2枚1組ですが、1枚に分けて作らなければいけないのですか?
2枚1組で作成して頂いても大丈夫です。
これは問題ないかと思います。分離して使う技術は活かせるかもしれません。
Q本物のポップコーンをティッシュポップコーンとして投稿してもいいですか?
大会規定により審査の対象外となります。
それはそうだろ、という感じです。UUUMも絡んでいる以上、そういうオモロはあまりよろしくないのかと思われます。
Qトイレットペーパーを使ってもいいですか?
ティッシュペーパー以外の紙で作られたものは、大会規定によりティッシュポップコーンとして認められません。
ティッシュペーパーの定義に関する話ですね。攻めた紙で制作を行う場合、 その紙がティッシュであるということを証明する必要がある、と解釈できるかと思われます。
Q優秀なティッシュポップコーンとは何ですか? 審査基準は何ですか?
どれだけポップコーンに似ているか、ティッシュへの愛情があるか、を独断と偏見で審査させて頂きます
ティッシュへの愛情、ポップコーンへの理解をどのようにして表現するか、という話ですね。独断と偏見、という表現の解釈については審査員を深く理解する必要があるかと思いますが、まずは対象物と対峙することから始めるのがベターなのではないかと思います。
Q本当に開かれる大会ですか?
本当です。
よかった、本当なんだ。
Qなんでこんなことするんですか?
わかりません。
意味を論じ始めると哲学警察が来ると聞いたことがあります。
次にすること
こんな言葉があります。
「己を知り敵を知れば百戦危うからず」
今回の戦いにおいて己とはティッシュ、敵とはポップコーンのことでしょう。
勝負は2週間、期間中であれば1日1回投稿できるとのこと。まずは焦らず、ポップコーンの分析から始めていきたいと思います。
ポップコーンを買い集めてみた
という訳で第一歩として、ポップコーンを買い集めてみました。
それがこちら!
整列!!
人間本気になれば買い揃えられるもんですね。
ちなみに買ったお店と種類は以下の通りです。
セブンイレブン | 2種類 | 216円 |
---|---|---|
ファミリーマート | 2種類 | 243円 |
成城石井 | 2種類 | 467円 |
まいばすけっと | 1種類 | 92円 |
カルディ | 3種類 | 1213円 |
スーパー1 | 3種類 | 320円 |
スーパー2 | 4種類 | 515円 |
スーパー3 | 12種類 | 3433円 |
スーパー4 | 2種類 | 324円 |
スーパー5 | 1種類 | 95円 |
スーパー6 | 新種なし |
全部で32種、しめて6918円也。
ポップコーンの味に関するバリエーションは以下の通りです。
- 塩味 6種
- 塩系の味バリエーション 5種
- キャラメル味 9種
- 甘い系の味バリエーション 1種
- 自作系 6種
- その他(類似物) 5種
日本のメーカーは塩味が多いですが、海外メーカーはキャラメル味が多かったです。海外のポップコーンは高く、一袋600円などという代物も存在しています。輸入制限も視野に入れたほうが良いと思います。途中からはまた高い海外ポップコーンが沢山置いてあったらどうしようと怯えながら店を回っていました…。
まあでも優勝すれば100万円手に入るので、支出は問題なしですね(^o^)
しかしまあ、会社から帰ってスーパーなど回りまくりましたが、ポップコーンはかさばりますね───────。
買い物の途中で一度自転車が壊れたので一度無念の帰宅をして、また買い出しに行きました。
もし警察に見つかってたらヤバかったと思います。ポップコーンを20個近く持って壊れた自転車を押してるヤツになっていたので…。
また、特徴的なのはスーパー3です。この店だけバカみたいにたくさんの種類のポップコーンが売っていて嬉しくなってしまいました。
SUPER MARKET FUJIというお店ですので、皆様見かけたら是非お立ち寄りください!
それでは明日から2回くらいに分けて、購入したポップコーンをそれぞれ分析していきたいと思います!
今日の作品
とりあえず今日の作品を試行錯誤で作成してみました。
こちらです。
まず作成してみて感じたのは、「これは一筋縄ではいかない」という難しさです。
造形をする上で一番最初の障壁になるのは、ティッシュを変形する際の技術力不足ではないでしょうか。
思えば我々はティッシュを使う時、その性質をほとんど考慮していません。
どのようにしわをつければ美しくなるのか、その幾何学的性質やテクスチャに関する考察はほとんど行われないまま、日々の雑多な行為の中にティッシュは消費されていく…。
今回のティッシュポップコーン全国大会は、そのようなティッシュ大量消費型社会への警鐘としても捉えることができるかもしれません。
また、第二の壁はポップコーンに対しての理解不足でしょう。
ティッシュをうまく造形できたとて、ポップコーンのもつ曲線に対して理解がなければ今回のお題に沿うことはできません。
やはりまずはティッシュ、ポップコーンに対して理解を深めていくことが勝利への第一歩かと思われます。
もっと先の話になるかと思いますが、それ以外の要素として現段階で思いつくのは画像加工やライティングをはじめとする、写真撮影に対する技術が一つ。
またティッシュポップコーンの背景や環境から発生するストーリー性なども高いレベルで勝負していくには必要になるかと思われます。
ティッシュで明らかに別の形状を表現し、それを大喜利的な形式でアップロードするような勝負方法もあるのかもしれませんが、それが是とされるのかについては正直現時点では何とも言えません…。
バズを伴えば、審査員側も評価を与えざるを得なくなる、という可能性もありますが…
そちらの方向はひとまず様子見ですかね。
それでは、明日からも頑張っていきたいと思います…!